こんにちは。
あいホーム設計部
鈴木です
前回に引き続き「金継(きんつぎ)」について語ります。
割れてしまった器を、まずくっつけます。
「エポキシ系接着剤」という、ふたつの材料を混ぜると硬化するものを使いました。
赤いのが接着剤です。継ぎ目がぴったり合うと、どこが継ぎ目かわからなくなるので
色をつけるのだそうです。
くっつけたら、マスキングテープなどで固定してしばし待ちます。
欠けていたりする部分は、パテで埋めます↓
次に漆を塗ります。
黒いのが、漆です。継いだところに
「細く、厚くならないように」
塗るのがコツだそうです。マニキュアを塗る要領だそうです。
次に、いよいよ金(銀)を蒔きます。
といっても、金は真鍮の粉、銀は錫の粉です。
写真は銀(錫)粉なのですが、銀というより鈍い金のように見えました。
いいお色です。
ここまでで、体験は終了でした。
漆が乾くまで時間がかかるので、先生に預かっていただき、
後日の受け取りです。
どんな仕上がりになるのか
わくわくして待ちました。
次回へつづく
m.suzuki