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スタッフブログ
伊藤謙の「魂の手紙」
朝の感動物語のサムネイル
代表取締役
伊藤 謙
「魂の手紙」
魂の声を、家族に書く手紙のようにお届けします! 文章で伝えることが好きです。 あいホームを経営してるからこその気づきを、 たくさん文章で綴っていきます!  

(※累計1021記事)

朝の感動物語

毎朝、加美町から約30分かけて、富谷町に通勤してますが・・・・・・

富谷町もいいところですね!

先日S様の畑を見てからというもの、少しばかり自然に目覚めました。

その一つが、です。

北店の駐車場から、鳴き声がすごい聞こえるんですよ。

「ホー、ホケキョッ!!」

ウグイスかな・・・

「ピヨピヨピヨピヨ・・・・」

すずめかな・・・・

こんなことを自分が思うのに、びっくりです。

国道のすぐそばでこれだけ聞こえるとは、自然と共存してるということですね。清々しい!

それで、朝の通勤時間ですが、私は毎日車の中で耳学問をしています。

私が尊敬している人から教えてもらった「走る学校」です。

その中の一つに、録音されたラジオを聴くという日があります。

「誰かに言いたい!!」という気持ちになる話があったので、書かせていただきます。

自衛隊のある隊長の話です。

震災後、自衛隊の朝礼ではこんなことを日々言い合っていたそうです。

「おい、おまえら!被災地では、絶対に携帯で写メールを取るなよ!
おまえらが、悪気がなくても、見た人はいい思いはしない。

それと、タバコもだ。
休憩のときに、吸いてーのはわかる。
だけど、場所を選んで吸えよ!
被災した人の気持ち考えろよ!」

隊長が隊員たちにこのように言っていたそうです。

ある記者がこの隊長に質問をしました。

「自衛隊の中にも、ご家族が被災された方がいるかと思いますが、
実際どれくらいいらっしゃるのでしょうか?」

隊長は答えました。

「実際は、1割ぐらいです。」

そのあとに、言葉を詰まらせて・・・・・

「実は、私も家族が被災しました。実家が名取市の閖上でして、寝たきりの母と父、飼っていた犬が流されました。幹部から、休みをもらってすぐに実家に捜索にいきましたが見つかりませんでした。

ただ・・・・・

もう探すことは、しません。

こうやって、被災地での仕事をしてることが供養だと考えて、前を向いてやっていきますよ。」

これだけでも、ちょっと目頭熱くなってましたが、私が一番感動したのはこの隊長が被災者として
「自衛隊」
を見た発言です。

「今回、がれきを片付けたりしてる部下。支援に携わっているキビキビ動いている隊員を見て、
私は自衛隊に入って本当によかったと、初めて心から思いました。
これだけ、人の役に立てるということ感じたことはないです。」

何十年も、本当に人のためになってるんだろうかという思いが、ずっとあったのでしょう。

最後に、自分さえもだんだん地震に備える意識が薄れる瞬間があるので、ひとつよいキャッチフレーズがあったので、紹介します。

「もしも」から「いつも」へ

「もしも」地震が起きたらという、意識でいるとなかなか準備までしません。

「いつも」地震が起きると思っておけば、準備も違ってきます。

今日も1日頑張りマース!