激しく暑い日が続いたかと思えば、いきなり寒くなってみたり、なかなか変化が大きい一週間でしたね。
汗をたくさんかきながら現場で仕事をする職人さんには、頭があがりません。また、夏でも冬でも、気候の影響を受ける屋外での仕事を黙々と行う職人さんには、プロフェッショナルを感じます。
初めて建築現場を見るお客様が、その仕事ぶりを見た時に
「すごい!」とか「速いですね!」とか「よく何も見ないで作りますね!」
と、驚いていただけます。
何かを思わせてるほどのことですから、それだけ本当にスゴいのだということでしょう。
話は変わりますが、今月はブログを書く回数がとても少ない。
特に意識しないで、書きたい時に書いてたので、「なんか書いてないな~」なんて思ってました。
数を数えてみたら、全然書いてないですね。
日々色んなことを感じながら、過ごしているのになんで書いてないんだろう?
(あっ!)
原因が、わかりました。
ブログ書く時間を、読書に使ってたんですね。
ってことで、前フリ長かったんですが、久しぶりに小説読みました。
ものすごい面白かったのでご紹介します。
伊坂幸太郎さんの
「モダンタイムス」
という小説です。
2060年ぐらいの未来の話で、まあとにかく面白いです。
仙台も出てきます。
一つだけ。
私がブログを続けてる気持ちを的確に表現してる文章があったので、これだけ書いておきます。
物語の中で、井坂好太郎という作家が登場します。
その井坂がこんな名言を言います。
人生は要約できねえんだよ
どういうことかというと、(以下本文引用)
井坂「人ってのは毎日毎日、必死に生きてるわけだ。つまらない仕事をしたり、誰かと言い合いしたり。そういう取るに足らない出来事の積み重ねで、生活が、人生が、出来上がってる。だろ。ただな、もしそいつの一生を要約するとしたら、そういった日々の変わらない日常は省かれる。結婚だとか離婚だとか、出産だとか転職だとか、そういったトピックは残るにしても、日々の生活は削られる。地味で、くだらないからだ。でもって、『だれそれ氏はこれこれこういう人生を送った』なんて要約される。でもな、本当にそいつにとって大事なのは、要約して消えた日々の出来事だよ。子供が生まれた後のオムツ替えやら立ち食いソバ屋での昼食だ。それこそが人生ってわけだ。つまり」
ということで、日々の想いや考えというのは、次の日になれば消えてしまうこともしばしばあります。
だから、「ブログで書いて記録してるんだろうな自分は」と、しっくりきました。
もし読んだことある方いたら、意見交換しましょうね!