先日、1通の封筒が私のもとに届きました。
「なんだろう?」と思って送り主を確認してみてると、以前担当させていただいたお客様からの封筒でした。中には写真が入っていて、お子さんと家が写ってました。
目の前の仕事があったので、「ありがたいな~」と思って写真を手帳にはさみ、また仕事に戻りました。
そして今、休日の時間があるときに、改めて写真を見てたわけです。
意識してるわけでないのですが、仕事の日と休日とでは、時間の感覚が全くといっていいほど違います。効率や生産性を重視する仕事の世界。より充実した時間、より楽しい時間、よりリラックスする時間を求める休日。どちらかというと、休日のほうが感謝の気持ちとか、嬉しい気持ちが出やすいですね。
というわけで、本当に嬉しかったんです、写真が。
「お気に入りのアングルで撮っていただいたんだろうな~」と思ったり、嬉しい気持ちに浸ってました。
ここで大事なことに気付いたんです。
この内容を、ブログに書く理由となったことなんですが・・・・
『嬉しい気持ちを、独り占めしてはいかん!』
って思いました。
お客様と直接一番関わるのは営業担当の私ですが、実際に家を作る時に、一番現場に関わったのは監督の千葉さんです。そして、一番現場に長くいたのは大工の高嶋さん。そして、その家の図面を書いたのが設計担当の中村さん。打ち合わせの時に、親御さんが話に集中できるようにと、お子さんと遊んでくれたのが奈々ちゃん。
書ききれないぐらいたくさんの方が、関わってますよね。
だから、私は『みんなを代表してお褒めの言葉をいただいたのだ』と、思いましたねー。これこそ、家作りの仕事に関わる醍醐味です。
最近、お客様と直接お話する機会が少なくなりましたが、自分がやってる仕事の一つ一つがお客様に届くと思えて、さらにやる気が出てきました。
こういう視点を忘れがちですが、忘れてるといい仕事はできませんね。
忘れない努力として、こんな感じで、お客様への感謝の気持ちをブログで書くというのもアリでしょう。
プロフェッショナルを目指しつつも、ピュアであり続ける。
そんな感じでいきたいですねー。