冬でも秘密兵器の目覚ましライトがあるおかげで、あいかわらず朝早い生活を過ごしてます。
最近の建築現場を考えると、朝が遅いのは致命的。
朝が遅いということは、仕事をする時間が減ります。
だって、夕方暗くなるのが早すぎるからです。
職人さんこそ、それを長年の経験により、体感覚で知ってます。
私が素晴らしいと思う職人さんは、ほぼ間違いなく、段取りがよい人が多い。
明るい時間に実のある仕事ができるように、事前の準備が整ってるわけです。
現場でも会社の中でも、
「残業すればいいや」
という感覚でやっていたら、質の向上は望めません。
それより、
「同じ質の仕事をどうすれば、短時間でできるか?」
という考えで仕事に取り組む。
5分の残業=5分の遅刻と一緒だと思うようにして取り組む。
(なかなか思うようにいきませんが笑)
明らかに夏より冬のほうが仕事の時間が減るので、変化に対応した仕事をしたいもんです。
まあ、効率を考える上でも、健康を保つのが一番かな~。
風邪をひいて2日寝込んでた方もいたので、十分注意しなくてはいけませんね。
さて、自分の無知をさらけ出してしまうかもしれませんが、
建築の勉強が、とにかく足りません。
先輩現場監督から・・・
職人さんから・・・
その分野のプロが書いてる本から・・・・
ネットから・・・
日々吸収してるのは事実ですが、足りない足りない、あー足りない、といった感覚です。
ただ、ひとつだけ言えるのは、
経験の数と、知識のインプットは間違いなく「かけ算」。
経験の数が「1」でも、知識のインプットが「10」なら、
1 × 10 = 10
経験の数が「5」でも、知識のインプットが「1」なら、
1 × 5 = 5
しかも、知識のインプットは、「いい家を作りたい」という気持ちのある人か、「建築」が好きで好きでたまらない人しかできません。
なので、言い換えると、
経験の数 × 気持ち
工務の阿部君が、ずっと前の飲み会で「おれ、建築好きなんで」って言いながら、楽しそうにマニアックな話をしてたのを思い出しました。
時間が無くても、勉強あるのみですね。